1 不審者を校内で発見した場合
(1) 発見者は直ちに近くの職員・子生徒に知らせ,校長・教頭に連絡する。
(2) 必ず2人以上で不審者の確認をする。
① 1人は,防御棒を準備し(電話をかけられる状態で)待機する。
② 1人は,警笛を鳴らし,ある程度距離をおいて,丁寧な言い方で尋ねる。
(3) 相手が応答し目的がわかったら,現在の学校のおかれている状態を理解してもらう。
※ 用件が終了するまでは,目を離さずに確認する。
(4) 相手が攻撃的な様子を見せたり,逃げたりしたら,直ちに警笛を吹き,不審者の位置を大声で知らせる。
(5) 警笛が鳴ったらもう1人は防御用棒を持って相手と対峙する。教室へ入れない。警笛を聞いた担任以外の職員は職員室に駆けつけ校長・教頭の指示を受け,交番に連絡したり,緊急放送をしたり,防御棒を持ち不審者に対峙したりする。
(6) 警笛が聞こえたら各担任は授業を中断し警笛を準備し,不審者の位置を確認する。
①
ⅰ)3年生教室は入り口と窓を閉め,施錠する。生徒は校庭入り口に近い位置で待機する。担任は入り口で侵入者の動きを監視する。
ⅱ)2年生は入り口と窓を閉め,施錠する。児童は廊下側入り口に近い位置で待機する。担任は入り口で侵入者の動きを監視する。
ⅲ)1年生教室は入り口と窓を閉めて,施錠する。生徒は廊下側入り口に近い位置で待機する。担任は入り口で侵入者の動きを監視する。
② 侵入者が教室の中に侵入しようとしてきたら,担任は直ちに警笛を鳴らしながら生徒と侵入者の間に入り,机,椅子,モップ,さすまた等を使って侵入者と対峙し,生徒を安全な場所へ避難させる。
※ 消火器の有効利用
2 不審者が教室や体育館に乱入してきた場合
(1) 乱入された職員は直ちに警笛を鳴らしながら机,椅子,モップ,さすまた等を持って侵入者に対応し,生徒を避難させる。(生徒だけの場合は,警笛・大声を出して避難)
(2) 警笛を聞いた職員は,警笛の階を確認するとともに生徒に避難準備をさせる。
(3) 隣接する教室の担任は避難する経路を指示して生徒を避難させ,侵入者に対峙する。
(4) 警笛を聞いた教頭(校長)は,警笛,防御用棒をもって現場に急行する。
(5) 担任以外の職員は校長・教頭の指示を受け,警察に緊急連絡したり,また学校周辺にも聞こえるように緊急放送をしたりする。
※ 各教室等に1個,防犯ブザーを常備する。(黒板横)
※ 全職員,朝出勤したら首から警笛をかけ,退庁時まで過ごす。