令和3年度、
大切にしてほしいこと
校長 田中 準章
令和3年3月、鹿児島県教職員の定期人事異動で私は、伊集院中学校の校長として赴任することになりました。発表があったその日から多くの方々に電話等で連絡をいただきました。その方々が皆言いました。「いい学校に決まってよかったね。」「伊集院はいいところだよ。」それから、着任の日を楽しみにしていました。
4月1日に着任してから約3週間が過ぎました。今、実感しています。「本当にいい学校だ」と。まず、生徒がとても落ち着いています。優しいです。あいさつがいいです。靴箱の靴がきれいに並んでいます。勉強も部活も頑張っています。校舎もきれいです。校訓「美(うるわ)しき魂」が魅力的です。まだまだいっぱいあります。本当にいい学校だと思います。
私は、中村校長先生の後任として、伊集院中学校第27代校長に着任いたしました田中準章(のりあき)と申します。この「いい学校」伊集院中学校がさらにいい学校、素敵な学校になり、子どもたち、保護者の皆様、教職員、そして地域の皆様の笑顔であふれることを目指して、誠心誠意務めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
さて、令和3年度が始まりました。新入生185人を迎えて、生徒数534人、教職員43人の合計577人でのスタートです。始業式でのやる気に満ちた2、3年生の表情と入学式での1年生一人一人の元気な返事がとても印象的でした。
入学式では新入生に、大切にしてほしいことを三つお話ししました。
1 「出会いを大切にする」ということ。
皆さんを、何よりも成長させるのは新たな人々との出会いです。教科ごとに変わる先生方、生徒会 や部活動の先輩、新しい仲間との出会いがあります。そんな中で、目標としたい人、よい意味で競争 をしたい人、何でも打ち明けられる人、そんな人を見つけてください。
2 「自分を伸ばす機会を大切にする」ということ。
自分なりの目標をもち、「やってみよう」と思うことからすべてが始まります。この姿勢が皆さん を大きく成長させます。体育大会や文化祭などの学校行事、部活動、無言清掃や家庭学習など、自分 から「やってみよう」という勇気を持って、中学校生活に向き合ってください。
3 「学びを大切にする」ということ。
人は、『学ぶ』ことによって生きてきました。中学校で学ぶことは、その極一部ですが、日々の生 活の中で、ひいては将来、自ら判断して行動するときの基盤になります。授業や読書活動を通して、
「ああそうだったのか」と気付く体験を数多く積み重ね、自分を知り、将来を考える三年間にしてください。
「美(うるわ)しき魂」の校訓のもと、伊集院中生としての誇りを胸に皆さんの頑張りと活躍を心から期待しています。
第75回 入学式
本年度の新入生185人を迎えて、第75回入学式が4月6日(火)に開催されました。
新入生を代表して、中島あすかさんが、「勉強と運動を両立させ、何事にも積極的に挑戦しよう」との決意を発表してくれました。
また、来賓の宮路高光日置市長(本校OB)様からは、「日置市の中心校として、他校の模範になるよう、より一層の努力をしてください」と後輩の新入生に向けた熱いエールをいただきました。
新入生の皆さんには、本校の校訓「美しき魂」の精神を引き継ぎ、伝統ある伊集院中学校の一員として、これからの中学校生活三年間を通して、大きく成長してくれるよう期待したいと思います。 保護者の皆様のご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。
転入教職員
今年度の鹿児島県教職員定期人事異動で、11名の先生方が新しく転入してまいりました。これまでと変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。
生徒会対面式・部活動紹介
4月7日(水)生徒会対面式が開催されました。生徒会では、「一心創伊~みんなで1つになってあたかく思いやりのある学校を創ろう~」を活動テーマとして、校内の専門部活動だけでなく、校外でのボランティア活動等に積極的に取り組んでいます。今回は、新入生や転校生に学校生活の決まり事をわかりやすく伝えようと、劇形式で紹介してくれました。
その後、部活動オリエンテーションが行われ、各部活動が短い時間の中で工夫を凝らしながら、練習メニュー等を紹介していました。「下手ぞとて我とゆるすな稽古だに つもらばちりも やまとことのは」と、日新公いろは歌にもあるように、自分は運動が苦手だから、経験がないからと諦めるのではなく、継続して努力すれば、必ず進歩するものです。新入生の皆さんも、ぜひ、入部して先輩達と一緒に、努力してみてください。
おひさま運動について
日置市では、右のように「おひさま運動」に取り組んでいます。本校でも、4つの実践項目に沿った取組を実践していきますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
