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5月の校長室から
四葉地域の伝統行事に想う ゴールデンウイークも終わり,様々な教育活動に腰を据えて取り組める時期に入ってきた。1年生もほとんどの生徒が部活動に入部し,来月の地区総体へ向けて,2・3年生の先輩と一緒に練習を重ねている。3年生にとっては最後の大会になる地区総体。どの部も集中した中身の濃い練習で最高の活躍を期待したい。 さて本校区は,それぞれの自治会がしっかりと組織され活動している地域である。5日は「奉納棒踊り」が伊勢神社境内であった。「棒踊り」という活動を通して,地域の絆や連帯を深めて伝統文化の継承を行っている上市来校区。「棒踊り」の奉納が終わったあと,荻集落の「アトヤマ」と言われる庭狂言があった。この日のために出演された大人の方々は,昼間の疲れた体にむち打ち練習に参加されたのであろう。本番では,地域の方に大きな笑いと元気を与えてくれた楽しい見応えのある庭狂言であった。 地域の伝統芸能である「棒踊り」も,人口減少で踊り手も少なくなってきたと聞いた。しかし,小学校低学年の児童が自らの意志で踊りに参加した集落もあったようでとてもうれしく思う。「棒踊り」に参加した生徒にもアンケート調査を行ったが,参加したすべての生徒が「とても楽しく参加できた」と応えてくれている。子どもたちがこのような気持ちをいだくのも,「アトヤマ」に象徴されるように,参加されている大人の方々が,生き生きと楽しそうに踊っている姿を見せるからであろう。日置市は,郷土の教育的な伝統や風土を生かした「風格ある教育」の推進を掲げている。学校でも,郷土教育の充実のために,地域の教育力を活かした教育活動を展開していきたい。

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