
市教委施策「ひおきふるさと教育」が目指すもの
本年度、学校教育目標「自ら学び豊かな心を持ちコミュニケーション能力を備えた心身ともにたくましい生徒の育成」と「チェンジ・チャンス・チャレンジ」をキャッチフレーズに、三十七名の子どもたちの可能性を最大限に伸ばしていけるよう教育活動に取り組んでいく所存です。保護者・地域の皆様、本年度もよろしくお願いいたします。
さて数年前、ある学校に勤務していた時に、校区公民館の主催行事で、「国見岳・黒尊岳・甫与志(ほよし)岳縦走登山」をしたことがあります。日頃、運動をしていないため、十数キロの道のりはとても困難できつい体験でしたが、甫与志岳山頂から三百六十度の大パノラマを眺めることができ、最高の思い出となりました。しかし、地元の小・中学生は元気なもので、「とてもきつかったけど、ふるさとの山を登ることができよい体験になった」という感想をほとんどの子どもたちが言っていました。
ところで、本校校歌に「重平山」というフレーズがでてきます。学校便りの名称も「しげひら」なのですが、子どもたちの意識の中に「重平山」が身近でないような気がしています。地域の方と話をすると「先生、昔は登っていたんだよ」という声を耳にします。現在、国の施策で地域創生が叫ばれており、上市来公民館の未来会議でも「地域活性化」について、いろいろな対策が話し合われているようです。地域創生の切り札の一つとして、是非、重平山登山を実現させて欲しいと思っている一人です。
日置市教育委員会は「郷土を生かした教育の推進」を施策に追加し、平成二十九年度より「ひおきふるさと教育」を実施していきます。今年も伊勢神社「棒踊り」の練習が始まりました。地域の青壮年団や高齢者の方々が、子どもたちに踊り方を教えて下さっています。とても微笑ましい光景であり、「ひおきふるさと教育」のねらいと合致する地域の活動だと思います。このような伝統行事の継承活動を通して、地域の絆が深まり一体感が醸成されていくのだと確信します。平成二十八年度は、本校創立七十周年を迎えます。上市来中学校の更なる発展を目指して、地域と密着した体験活動を更に取り入れ、ふるさとに誇りを持ち郷土愛を育む教育活動を展開していこうと考えておりますので、保護者・地域の方々の更なるご協力・ご支援をお願い申し上げます。 校長 本村 安弘
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