TOPいじめ問題を考える週間の取組昨年度の取組


 伊集院中学校では、学期はじめの一週間を「いじめ問題を考える週間」称して、子供たちに「いじめ問題」について正面から考えてもらう取組を行っています。

 「諸調査結果」にも掲載されていますように、本校では昨年(平成30年度)の1年間に107件のいじめが認知されました。
 令和元年度も
1学期37件  2学期33件のいじめを認知しています。
 認知されたいじめの問題については、学級担任を中心に全職員で取組対応しているところです。
 しかしながら、今も学校のどこかでいじめが起きいるかも知れません。
 いじめを見かけたり、心配なことがありましたら、いつでもご連絡ください。すぐに対応します。伊集院中学校の電話番号、
099-273-4851
 そのことを踏まえ、本校では学期始めの1週間、給食時間の放送をとおして「心に届けたいメッセージ」の朗読を行います。
  いじめをしてしまう「
その心」に届きますようにと願いを込めて!
 その内容を掲載いたします。

  

3学期
 令和2年1月15日(水)

 今日のの読み聞かせは、ナカムラミツルさんの「キミが、たいせつ。」というメッセージ集から
三つのメッセージを紹介します。
 今、もしかしたら学校や教室で、なんとなく孤独を抱えている人も、
「だいじょうぶ、あなただけじゃないよ、あなたはもっと自信をもっていいし、
もっと輝ける人だよ」というエールをくれるメッセージです。
 今日の朗読も昨日に引き続き、1年生の税所さんでした。ありがとうございました。

どんなに友だちといっても
なんか自分は、ひとりぼっち
なんじゃないかって
すごく不安になる
コワくなる だけど
キミだけじゃないよ?
安心して・・みんな
それを 抱えて生きている
キミは独りじゃない キミは
ひとりぼっち なんじゃないよ



どんなにつらい状況にも、鋭い痛みにも、終わりがあります。
どんなに光を見失っても、必ず明日はやってきます。
どんなに見えなくても、必ずキミのことを大切に思っている友達がちゃんとそばにいます。本当です。
今すぐ何か決めなくていいんです。ゆっくりでいいんです。キミがキミでいることが、何よりも大切なんだから
・・・326(ナカムラミツル)
 校長先生のお父さんと同じ名前でした。何かの縁を感じます。


 令和2年1月14日(火)
 今日の読み聞かせは、現在、鹿児島市の長島美術館で「みんなの レオ・レオーニ展」でも紹介されている絵本の中から、「スイミー」です。
 「スイミー」は、仲間たちと力を合わせる知恵と、
大きなものにも立ち向かっていく勇気を私たちに伝えてくれます。
 今日の朗読は、1年生の税所さんでした。ありがとうございました。
 これから先、生きていくための大切な力になります。ぜひ、読んでみてください。



 令和和2年1月10日(金)
 今日は、「中学生に贈りたい心の詩40-水内喜久雄 編著-PHP)から中学生活に欠かせない「友達」についての詩、二編です。
 わたしたちは、つい自分を中心に考え「相手の気持ち」をよく考えられないことがあります。
 時にはちょっと立ち止まって、友達の気持ちを思いやるのも
 自分が成長するのに必要かもしれません。
 今日の朗読は、2年生の宇都さんでした。ありがとうございました。

 
- 笑うこと -
 はしゃいでいる人の
 顔はいいのに、
 はしゃごうとしている人の顔は
 どうしてこんなにも
 さみしんだろう。
 いろんなことに
 無理しすぎているんだから
 せめて
 笑うことにまで
 苦労しなくていいんだよ
 きっと。



 

令和2年1月9日(木)
 令和2年、新しい年「子年」がスタートしました。
 新たな気持ちで学校生活がはじめられましたか。
 心も体も元気に活動ができているでしょうか。
 今日から1週間、本校では「いじめ問題を考える週間」として、給食時間に「心に届ける本」の読み聞かせを行います。
 1日目の今日は、未来を生きていく私たちへのメッセージが込められた「ゆずり葉」という詩です。朗読は、2年生の坂口さんでした。ありがとうございました。
 その一部を抜粋し掲載します。
「ゆずり葉」  河井 酔茗
 子供たちよ。
 これは譲り葉の木です。
 この譲り葉は
 新しい葉が出来ると
 入れ代ってふるい葉が落ちてしまふのです。
 こんな厚い葉
 こんなに大きい葉でも
 新しい葉が出来ると無造作に落ちる
 新しい葉にいのちを譲ってーーー。
  続きは、図書室で読んでください。
  命は継がれていくんだということを感じ取ることができると思います。今日から、





2学期

 学期はじめの一週間は、「いじめ問題を考える週間」と称して、学校全体で「いじめ未然防止」や「いじめ問題の対応」に当たっていきます。
 今週は、体育大会等の練習が多いことから給食時間の放送を利用し、心に届けたい絵本や詩の朗読を行います。
 今日9月2日(月)の放送は、ボブ・ディランの名曲「Forever Young」を詩人アーサー・ビナードが日本語に訳した、希望あふれる絵本です。


9月3日(火)は、「受けいれる」 (著:加島祥造)の紹介です。
 はじめに
 これは あなたの中にある
 「はじめの自分」と「次の自分」の話です。

 このふたつのバランスに気づき
 両方のバランスをとること--------
 それがあなたのやすらぎにつながる道だ。

 続きは、図書室へ・・・・・とても大切なお話です。


9月4日(水)は、レイフ・クリスチャンソン・作 「じぶん」です。


自分にできることは何かを考える絵本です。
目や耳や口で、こんなに素敵なことができることを教えてくれます。
 一節を紹介します。
 腕は、傷ついたひとをゆったりとつつむことができる。
 心は、あいての気持ちを感じとることができる。
 では、目は、耳は、口は・・・・ 自分にできることを考えてみませんか・・・

 続きは図書室でお待ちしています!

9月5日(木)は、『YA! あなたはあなたのままでいい』(著:宇佐美 百合子)の朗読でした。

自分の周りの人を大事にすることや、夢を叶えることは、
いつでも自分を信じることから始まります。

ーー 本の一節をご紹介します ーー
 暴言を吐いたり、イヤミをいったあと、
 気分が重くなったことはありませんか?
 そうなるわけは・・・・・・
 
 自分を大切にする一歩として、
 自分の耳には、
 朝から晩まで、できるだけいい言葉を聞かせましょう。


 続きは図書室へ・・・

1学期
○ 4月9日(火)
  新年度がスタートしました。
  中学生になったばかりの1年生は、期待と不安がいっぱいの毎日かと思います。
  2年生や3年生は、クラス替えや、新しい担任の先生方との出会いに、新鮮な気持ちにわくわくしていることと思います。また、今回の変化に、なんとなく気持ちが元気になれないみなさんもいるのではないでしょうか。
  今週は、放送による、絵本や詩の朗読をおこないます。
 いろいろな気持ちをもったみなさんの、こころに届きますように・・・・・・。

  - わたしたちが生きていくために、成長していくために必要な「希望」。
     日常のささやかなことにも希望はあります。

  「きぼう ~こころをひらくとき~」
   -ローレン・トンプソン作 千葉茂樹 訳-

 ”きぼう、それは、世界に向けて開かれた心。
  あなたをだく、うでのぬくもり。
  おやすみなさいのの やさしいキス・・・・。
  希望はだれにでもある。ぜひ、読んでみてください。



○ 4月10日(水)
  2日目の今日は、谷川俊太郎さんの詩「生きる」です。
   小学校の教科書で紹介されていて、ほとんどのみなさんが聴いたことがある有名な詩です。

   - わたしたちが生きている「いま」、世界の菜kではいろんなことが起きています。
      そのことを 立ち止まって、ちょっとでも考えられる人になりませんか。
      そして、大切な家族や友達との 何気ない日常もまた、「生きる」ということです。


○ 4月11日(木)
  3日目の今日は、マーガレット・ワイズ・ブラウン作 「たいせつなこと」です。
  日本語訳は、昨年お亡くなりになられた”樹木希林”さんの娘さん ”内田也哉子”さんです。
  -あなたにとって大切なことや、大切だと思うものは 何ですか。-
  図書室に来て、じっくりと読んでみてください。
  大切なものがきっとみつかります。

 
  

○ 4月12日(金)
  4月12日(金)、4日目の今日は、
放送作家の倉本美津留さんの「ことば絵本 明日のカルタ」です。
50音のカルタに、自由で明るい、わらちゃいそうな気持ちがたくさん込められています。

その中から一部紹介します。

あ 明日は明るい日。
  明日の明日はもっと明るい日。
  だから未来はすごく明るい。
た 楽しいね。
  思ってみたら楽しいね。
ち ちょっとが大事
  ちょっとしたことで
  すべてがよくなることがあるから。
つ つまずくよ
  つまずかないほうが
  オカシイよ。
て 手紙はメールよりつよし。

と 友と友達と知り合い。
  似ているようで全然違う。

  図書室に来て、じっくりと読んでみてください。
  大切なものがきっとみつかります。



4月15日(月)、5日目の最終日は、童謡詩人の 金子みすずさんの詩を紹介しました。
 みなさんもおそらく聴いたことがある詩だと思います。
 
 みすずさんの命の尊さを多く詠った詩は、
 今もわたしたちの心を温かく励ましてくれています。

 その中から、今日は三篇を紹介します。
 気になったり、ほかにも読んでみたいと思ったひとは、ぜひ図書室においでください。


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