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美山小学校では,「薩摩焼発祥の地」「薩摩焼の郷」としての特色を生かして,次の3つの教育活動に取り組んでいます。
1 お茶碗給食
本校の卒業生でもある十五代沈壽官氏の「お茶碗のぬくもりを感じながらご飯を食べてほしい。」という願いから,地域の窯元さんに
提供していただき,月に一度の「お茶碗給食」を行っています。
新1年生は4月に自分の使いたいマイ茶碗を選びます。6年間使用したマイ茶碗は,卒業記念として持ち帰り,その後も家庭で使い
続けていきます。
2 陶芸体験
美山には,現在でも多くの窯元があります。地域の歴史と伝統を学ぶ一環として,毎年,陶芸体験を行っています。

3 蛟龍初等学校との交流学習
美山の薩摩焼は,第17代薩摩藩主島津義弘公が朝鮮の役の際に連れ帰った,朝鮮の陶工の方々が開窯したことから始まりまし
た。こうした歴史的なつながりから,本校では韓国の蛟龍初等学校との交流学習を行っています。オンラインでの交流や対面交流を
通して,互いの文化に対する理解を深める活動を行っています。
