利用規定
インターネット利用規定
 情報教育推進のためインターネットを活用した教育の充実を図ると同時に,情報モラル等については体系的な指導・管理体制を確立する必要があります。以下の事項について,配慮して行うこととします。

1 情報モラル  
(1) 児童生徒の利用に関する指導内容
   
 インターネットの利用においては,必ず教職員の指導のもとで行い,基本的なモラルやマナー(ネチケット),情報発信者及び受信者としての自覚と責任等について,次のことを具体的に指導します。    

 ア 他人を誹謗・中傷したり,不適切な表現をしたりしないこと。    
 イ 著作権,肖像権,知的所有権を侵害しないこと。    
 ウ 実害が発生するような個人情報を掲載しないこと。  
 
(2) ホームページ等発信行為に関する内容    
 教職員及び児童生徒は,公的な機関を代表した教育目的での情報発信であることを十分認識して,記事を作成・掲載することとし,すべての掲載情報については,学校長の承認を得ることとします。    
 学校長は,インターネット利用に関する校内組織を確立し,掲載情報を承認するに当たり,次のような内容が掲載されることがないように十分注意します。    

 ア 法令及び公序良俗に反する内容    
 イ 営利を目的とする内容    
 ウ 著作権その他の権利を侵害する内容    
 エ 他人を誹謗・中傷したり,不適切な表現など差別につながるような内容    
 オ 学校から不特定多数に対して発信する情報として不適切と判断する内容  

(3) 教職員の私的なホームページの内容    
 本校の教職員は,個人又は私的組織として開設するホームページ上では,公的な名称を使用したり,又は公的なホームページと誤解されるようなホームページを作成・開設しません。特に,教職員が自己の研究成果等を私的なホームページにおいて発表する場合には,職務又は職務上の地位で知り得た児童に関する個人情報等や,信用失墜行為に当たる情報を掲載しません。   

2 情報管理やセキュリティの確保  
(1) 情報の管理  
 

 ア コンピュータウィルスに対する意識喚起を図り,予防,発見,駆除に努めます。   
 イ 定期的にインターネットの利用状況を把握し,利用状況の記録及び監視を行います。

(2) セキュリティの確保    
 インターネットを利用する際には,管理責任体制を確立し,適正な管理・運営を図ります。   

 ア 管理責任者は,パスワードなどの管理を行い,不正利用を防止します。   
 イ 管理責任者は,パスワードの漏洩事故,不正利用等が発生した場合は,原因が解明されるまでは利用を停止し,原因を究明して漏洩事故の発生を防止します。   
 ウ インターネットに接続するコンピュータには,個人情報を含むデータは記録しないなど,個人情報の漏洩防止を図ります。(個人情報は必ずUSBに保存し,金庫等に保管します。) 

3 個人情報,著作権等
(1) 個人情報の保護  
  
 インターネットを利用して,学校行事,児童の作品,活動状況等を発信する場合は,児童の人権を尊重し,その安全を確保する観点から,個人情報の保護には細心の注意と特別な配慮をします。   

 ア 児童の作品等をホームページに掲載する場合は,保護者に掲載の趣旨を説明し,同意を得るなどの手立てを講じます。   
 イ 個人情報掲載の範囲     
 (ア) 児童の写真を掲載する場合は,集合写真とするなど個人が特定できないように配慮します。やむを得ず個人が特定できる写真を掲載する場合は,その写真を児童本人及び保護者に掲載の趣旨を示し,承諾を得た上で掲載します。

 (イ) 児童の作品の掲載においては,原則として個人情報を掲載しません。ただし,記載の目的から個人情報を掲載する必要がある場合の氏名については,フルネームでの表記をしません。    

 (ウ) 国籍,本籍,住所,電話番号,生年月日,家族構成など児童のプライバシーに関する情報は,いかなる場合でも掲載ません。  

(2) 著作権等の遵守    
 インターネットを利用する場合は,著作権(他人の出版物,映像,絵画,音楽など)や意匠権などの知的所有権,肖像権,その他の権利の保護に努めるとともに,権利の侵害が行われることのないよう,適正な管理をします。   

 ア 他人のホームページや電子掲示板に載っている文章や写真等を無断で掲載しません。   
 イ 書籍,雑誌,新聞などの記事や写真を無断で転載しません。   
 ウ 芸能人や著名人の写真,キャラクター名の画像データを,無断で掲載しません。

4 有害情報への対応   
 インターネットには,固有の「影」の部分があり,児童生徒の健全な成長に好ましくない違法・有害な情報が存在しているので,情報モラルの向上に努めます。  

(1) 有害情報への対応は,学校での指導だけでなく,家庭への積極的な啓発活動により,家庭・地域との連携を図ります。  

(2) 学校は,違法・有害な情報へ接続できないように,フィルタリングソフトを活用するなど具体的に対処します。                               
                   附則 本規定は,平成25年4月1日から実施しています。
 ホームページ利用規定
 第1条 ホームページ公開の目的  
 本校の教育活動について,保護者をはじめ,地域住民に情報を公開し,日常の教育活動・学習活動について広く理解を得ることを目的とします。 

第2条 ホームページの管理及び運用  
 (1) ホームページの作成・編集責任は,「ホームページ係」が負うものとします。  
 (2) 学校長の決裁を経て掲載された全ての情報についての責任は,学校長が負うものとします。

第3条 ホームページ情報公開の基準及び禁止事項  
 (1) 以下にあげるものは,原則として公開しません。
  
  ア 実名・住所・電話番号・生年月日等のプライバシーに関わるもの。   
  イ 写真と名前が一致し,個人名が特定できるもの。   
  ウ 著作権,肖像権,知的所有権のあるもののうち承認が得られないもの。  
 (2) 以下にあげるものは公開します。   
  ア 学習活動や教育活動の様子が分かる集合写真。   
  イ 学校長の決裁を受けた文書やたより。   
  ウ 児童の作品   
  エ 著作権の公開や出版物のコピーのうち,承諾が得られたもの。  
 (3) 掲載情報に対する指摘への対応について    
 掲載情報について,保護者,教育委員会,その他団体や個人から指摘を受けた場合 は,校内において速やかに協議し適切な措置を講じます。  
 (4) ホームページ作成係によって教育的に意義があると認められるものに限りリンクを設けます。

第4条 規定の改定  
 規定により,ホームページ運用や本校の児童,保護者及び職員に不都合が生じた場合は,ホー ムページ作成係で検討し,必要に応じて職員会議等に図り,校長の決裁を受けた後直ちに改訂できることとします。

              附則   本運用規定は,平成25年4月1日から実施しています。